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ダム貯水池周辺地すべり調査

ダムの湛水に伴って貯水池周辺に地すべりが発生すると、ダム本体の安全性はもとより貯水池の機能や貯水池周辺斜面の保全に影響を及ぼすため、湛水前に適切な調査を行って地すべりの発生の可能性を検討し、適切な対策を事前に講じることが重要です。このため当センターでは以下の図に示すように、概査段階で航空レーザー測量によって作成された精密地形図等を用いた地形解析により地すべり地を的確に抽出し、精査段階で高品質サンプリングやボアホールテレビ等の最新の地質調査技術を用いた精密地質解析を行って、地すべりの機構や安定性を明らかにしたうえ、適切な対策工を提案しています。
航空レーザー測量図より作成した陰影図
航空レーザー測量図・高品質サンプリング・ボアホールテレビ観察によって明らかにされた初期地すべり
2024年12月
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↑一般社団法人ダム工学会HP
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