本文へ移動

流水型ダムに関する計画及び設計

従来、ダムは利水や不特定補給のために常に貯水池に河川水を貯留していますが、近年、河床部に放流設備をもち洪水時のみ貯留し、常時は貯水池は湛水しない流水型のダムが注目されています。従来のダムと異なる流水型ダムを計画する背景には、以下の点が考えれます。

  1. 洪水貯留による濁水の放流期間を短縮したり魚類の遡上降下を妨げない等の環境への影響の軽減
  2. 河川における土砂移動の連続性確保
  3. ダムの規模を縮小しコスト縮減をはかる

ダム技術センターでは、新しい考え方のダムである流水型ダムについて、貯水池内の土砂の堆積形状を考慮した貯水池計画や洪水時土砂の流下する放流設備の設計等の検討を行っています。
島根県益田川ダム(空中写真)
2024年11月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
↑一般社団法人ダム工学会HP
TOPへ戻る