RCD工法施工技術資料(平成31年3月発行)
RCD工法施工技術資料(平成31年3月発行) |
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販売価格:5,000円(税込・送別)
サイズ:A4判
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第1章 RCD工法の概要
第2章 RCD工法の基本技術とRCDコンクリート
第3章 一般部の施工
第4章 着岩部RCD工法による施工
第5章 高標高部及び狭隘部のRCD工法による施工
第6章 確認試験
第7章 施工計画
第2章 RCD工法の基本技術とRCDコンクリート
第3章 一般部の施工
第4章 着岩部RCD工法による施工
第5章 高標高部及び狭隘部のRCD工法による施工
第6章 確認試験
第7章 施工計画
RCD工法は、これまで多くの重力式コンクリートダムで採用され、施工の安全性の確保や工期短縮,経済性に寄与してきたところであります。
その基本となる施工法(以下、「基本施工法」という。)は、①RCDコンクリート先行打設、②外部コンクリート独立・後行打設、③型枠を用いないRCDコンクリートの打止め、であります。この基本施工法を用いたRCD工法は、嘉瀬川ダム(九州地方整備局)で最初に開発・採用され、引き続き湯西川ダム(関東地方整備局)、津軽ダム(東北地方整備局)、五ケ山ダム(福岡県)の本体施工に適用され、その効果が実証されてきました。また、五ケ山ダムや鶴田ダム再開発(九州地方整備局)では、粗骨材最大寸法40mmのRCD用コンクリートを開発することによって、河床着岩部から狭隘となる高位標高までの本体施工が実施され、このことにより堤体ほぼ全域を一貫したRCD工法で効率的に施工できるようになりました。
本書は、このような近年の技術的進展を背景に、現時点での最新のRCD工法の知見と実績について整理しとりまとめたものであります。
その基本となる施工法(以下、「基本施工法」という。)は、①RCDコンクリート先行打設、②外部コンクリート独立・後行打設、③型枠を用いないRCDコンクリートの打止め、であります。この基本施工法を用いたRCD工法は、嘉瀬川ダム(九州地方整備局)で最初に開発・採用され、引き続き湯西川ダム(関東地方整備局)、津軽ダム(東北地方整備局)、五ケ山ダム(福岡県)の本体施工に適用され、その効果が実証されてきました。また、五ケ山ダムや鶴田ダム再開発(九州地方整備局)では、粗骨材最大寸法40mmのRCD用コンクリートを開発することによって、河床着岩部から狭隘となる高位標高までの本体施工が実施され、このことにより堤体ほぼ全域を一貫したRCD工法で効率的に施工できるようになりました。
本書は、このような近年の技術的進展を背景に、現時点での最新のRCD工法の知見と実績について整理しとりまとめたものであります。